
コロナのある社会を現在進行形で経験している私たちの暮らしは大きく変化しました。
また、表面的な事象としての行動変化の根本には、日々の家事や仕事との向き合い方など、潜在的な価値観の変化もまた同時に発生しています。
本シリーズでは、私たちの暮らしの中の今は小さな行動変化・価値観変化を取りあげて考察を深め、その小さな変化の先にある大きな未来社会への影響を考察します。
今後顕在化してくると考えられる社会課題や新しいニーズ、行動パターンについて創造的な考察を行い、一例として5つの未来社会シナリオを紹介していきます。
記事一覧と概要(掲載予定タイトルも含みます。)
【第1回】
マクロとミクロな視点のハイブリッドで未来社会を洞察する
マクロな話とミクロな話が重なるところに、創造的な発想が生まれやすい。 新型コロナの影響について、マクロな話は比較的多い。一方で、私たちの生活がどのように変化するのか、より分解能の高い話をしたい。 そのためには、あえてミクロな話、身近なところで起こっている行動変化・価値観変化に着目した考察が必要。
【第2回】
「安定な職業」の性質が変わる
在宅が増え、「個」としての能力と業務遂行を誰もが強く意識するように セーフティーネットとしての人的ネットワークの拡大、兼業・副業で複数の働き口を持つ人が増える。
「安定な職業」の性質が変わる 新しい働き方に関する未来社会シナリオをご紹介します。
【第3回】
「暮らしの隙間」に趣味を見つける
食事や縫製など手作りが人気に 丁寧な暮らしブームや外出自粛も相まって、暮らしそのものが趣味 自分で身の回りのものに手を入れる、手を加える、手間をかける、でQOL(Quality of life:クオリティ オブ ライフ)を高める。
「暮らしの隙間」に趣味をみつける 暮らしが趣味となり楽しむ未来社会シナリオをご紹介します。
【第4回】
「地味な小旅行」を満喫する
大きな海外旅行が控えられ、小さく地味に小旅行をするように、大きな休暇ではなく、週末や場合によっては旅行先で仕事をするようなライフスタイルに。
「地味な小旅行」を満喫する 旅行とライフスタイルに関する未来社会シナリオをご紹介します。
【第5回】
「私の正義」の先鋭化
何気ない立ち話で自分の考えを共有したり、相談したりする機会が減少 世間的な常識について確認する機会がなくなり、自分の考えが正義、という状況になりやすくなる ネット等で自分と同じ考えの人はすぐ見つかるので、どんどん考えが先鋭化していき、気がつくと極端な正義感や行動に走ることも多くなるのでは。
「私の正義」の先鋭化 先鋭化する正義と不寛容社会に関する未来社会シナリオをご紹介します。
【第6回】
「休む」を科学的な知見で管理する
仕事と家事、他の垣根がなくなり、人によっては在宅勤務の時の方が自由な時間が減る 効率的に休む、強制的に休む、という方法が模索されるように バイタルデータも用いた休憩を科学することが普通なことに。
「休む」を科学的な知見で管理する 科学と新しい休みかたに関する未来社会シナリオをご紹介します。
著者プロフィール
横田 幸信
イノベーション・ラボラトリ株式会社 代表取締役
i.schoolディレクター。早稲田大学ビジネススクール(WBS)非常勤講師。九州大学理学部物理学科卒業、九州大学大学院理学府凝縮系科学専攻修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程中途退学。修士課程修了後は、野村総合研究所にて経営コンサルティング業務に携わる。その後、イノベーション教育の先駆者である東大発イノベーション教育プログラムi.school(旧名:東京大学i.school)では、2013年度よりディレクターとして活動全体のマネジメントを行っている。イノベーション創出のためのプロセス設計とマネジメント方法を専門として、コンサルティング活動と実践的研究・教育活動を行っている。近著に「INNOVATION PATH」(日経BP社)がある。
i.lab note|イノベーション・ラボラトリ公式 note
今回の連載企画記事を寄稿していただいた横田 幸信様が代表取締役をされているイノベーション・コンサルティング会社、イノベーション・ラボラトリ株式会社の公式noteをご紹介いたします。
このi.lab noteには、イノベーション創出・実現のためのコンサルティングファームであるイノベーション・ラボラトリ株式会社(以下、i.lab)の横田様はじめ、優秀なメンバーが寄稿された様々な記事が凝縮した、”創造”や”イノベーション”とかに興味のある方にとっては宝箱のようなnoteです。
イノベーションに関連した、アイデア創出手法やマネジメント方法、さらに、おすすめの論文や書籍について紹介されているi.labが運営しているWEBジャーナル “Path to Innovation” のバックナンバーやnote用に公開した記事がみられます。
また、i.lab社内R&DのVoice Mask Project に関するのまとめ記事では、非常にユニークなProjectそのものを知るだけでなく、彼ら自身のイノベーション業務を赤裸々に覗き見ることができ、彼らのアイデア具現化・ブラッシュアップの流れや、インタビューの様子・プロセスを追体験できます。
それ以外にも、i.labが普段の業務で使っている手法や考え方を書いた記事、i.labメンバーの個人noteなど、i.labの魅力や知見に触れることができる貴重なnoteばかりです。
ご興味のある方は、是非以下のリンクから“i.lab note”に移動し、知的なイノベーションの世界をお楽しみください。
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